皆さん、なんがでっきょりますか?
執着・依存をしていますか?
ネガティブワードという認識が9割です。
貴方はどうですか?
私は、執着も依存もしてないよ!でも期待はしているよ!?という人が
ジンバブエの人口を超えたので記事にします。
貴方は期待とはポジティブワードという認識ですか?
しかしながら、期待の延長に執着と依存が鎮座しているのである。
メカニズムを知れば、恋愛やビジネスで搾取される側だったのが
する側にもなれるし、搾取から身を護る事もできるはずです。
この記事を読んでいただければ、メカニズムを知り
搾取される人生から脱却できる可能性が高まる有益な情報となっていますので、
今回もしっかり持って下さい。
それでは、本日もよろしくお願いします。
本日のお品書き
期待・執着・依存は団栗の背比べ
期待とは一言で言えばワクワク感である、
それが有るだけで、人は幸せを感じられる。
人はその幸せをまた感じたいと求める結果
ワクワク感を探し出す。(学習をする=脳が変化してしまう。)
ワクワク出来る事を脳が覚えてしまうと
同じ事を繰り繰り返すようになってしまう。
それは、他のワクワクを探すよりも簡単だから。
さらにそのモノ(ワクワク) への執着が始まってしまう。
しかしながら同じ事を繰り返すうちに、
慣れてしまってワクワクを感じられなくなる。
それをより求めてワクワクを得ようとするあまり
量を求めていく。
そして、ワクワク感をそのモノからしか得られないと
脳が誤帰属を起こしてしまう。
それが、依存の状態である。
ワクワク感=ドーパミン(快楽物質)
ワクワク感の正体がドーパミンという快楽物質によるもの。
ちなみに、悟空の様に「おら、ワクワクすっぞ!」と言っていると
本当にワクワクしてくるから不思議である。
筆者は、嫌な仕事などを振られるとよく言っている。
ドーパミンを詳しく知りたい方は、
幸せホルモン三姉妹という記事の中で詳しく説明しているので
お時間の有る方は、見られておいて下さいませ。
このドーパミンがくせ者で、オキシトシンやセロトニンだったら
依存の状態まではいかないのである。
しかし、人類の長い歴史の結果
人間という器の操縦者である遺伝子が選んで
生き残った結果が今なのである。
生物としての進化よりも、生活環境の進化?というか変化で
求められるスキルが変わって来たのである。
結果
それに気付いた人間が搾取をし
それに気付かない人間が搾取をされる。
という、現代の社会構造が確率されてしまったのである。
資本主義経済の中で
今までは、無意識におこなっていたが
現在は、脳科学や行動心理学などの研究が進み
科学的に解明されてきている。
IT長者である、スティーブ・ジョブズが自身の子供には
iPhoneを与えないという話で有名である。
期待

期を待つと書いて期待である。
何かが起こる事を待っている状態である。
往々にして、期待を使う時は良い事を待っています。
待っているのだから、当たり前ですよね?
チラリズムと同じで期待も、その結果に到達しそうでしない時に
最高にドーパミンが放出されます。
これが、良いところでもあり悪いところでもあるのです。
脳は快楽物質を放出する事で、人間をその物事へ駆り立てるのだが
期待した結果が出なくても快楽物質が出ているという事は
その結果に到達しなくても良いという事になる。
また、チラリズムの話に戻して恐縮だが
同じチラリズム好きの中でも
チラから見えた時に興奮するタイプと
チラから見えるまでに興奮するタイプがいるのである。
(これは、私の同僚へのインタビューの結果である。)
圧倒的に見えた時に出るタイプが多かったのであるが
私のような見えるギリギリまでが多いタイプも少なからずいるのである。
といっても、0−100で決まるのではなく
どこで最高潮に達するか?という事である。
それが、見えた時が見える寸前なのか?という話である。
しょーもない喩えなのはご愛嬌。
プレゼントを渡した時の反応も、期待しますよね?
もちろん、良い反応を
これが期待へのワクワク感なのである。
ワクワク感に取り憑かれていく
このワクワク感という快楽が興味関心へと人を誘うのです。
ビジネスでは、この感覚をいかに作り出せるかが成功の鍵なのです。
しかしながら、これは耐性がつくのです。つまり、慣れてしまいます。
そしてより大きなワクワク感を求めていくのです。
特に、初めての事には強くでます。
私はバンジージャンプを2回ほどしたことがありますが
1回目の高揚感はとてつもないモノがありました。
その日は、全く興奮が収まらず、無敵感みたいなものも1週間くらいは続いていました。
2回目は、またその高揚感を味わいたくて飛んだのですが、あったのは少しで
あっという間に収まってしまったのです。
私のバンジーはこんなモノで終わったので、まだましですが
ここから癖になってしまう人がほとんどなのです。
気付いたら、執着

執着とは、[ある物・事に強くひかれ、深く思い込んでどうしても忘れ切れないこと。]となっていますが
元々は仏教用語で[仏教の修行において、障害になる心の働き。]の事を言います。
現代の意味としては、
意味だけを見れば、一つの事を夢中に追いかけるような意味にも取れますが
仏教での意味が悪として使われてたように、
手放さなければならない事柄を、そう出来ない状態だと言えます。
物事というのは、頭で考えれば考えるほど
気になっていきます。
脳はそれが好きなのか嫌いなのかの判別はしていなくて
これだけ考えているのだから好きなんだなと誤帰属するのです。
異性に好きだと告白されると、今まで気になってなかったのが
気になりだして逆に好きになってしまう現象と同じ。
つまり、先のワクワク感を求めて何回もしているうちに
脳が、勘違いをして執着という結果に繋がって行くのです。
そして、依存へ

依存とは、[特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることです。]
これまでの段階で、そのままドーパミン(快楽)のままに自制をせずいると
依存というところへ歩みを進める事になります。
依存が依存症と言われる所以は、「やめたくても、やめられない」という事なのです。
とはいえ、執着と違うのは
脳が変化してしまっているということ。
ここまで来てしまうと、顕在意識ではダメだとわかっているが
潜在意識が、それを求めているので抜けられないのである。
まさに、病気なのである。
コントロール障害

依存症は、脳の回路が変化してしまっています。
自身の意思ではどうにもなりません。
私の職場でも、10年で5人が業務上横領で解雇されています。
全てパチンコ、つまりギャンブルが原因です。
直近の横領者が年下だったのでインタビューしたところ、
曰く、頭では分かってはいるのだけど止められない。との事
つまり,そーゆー事なのです。
条件反射と似ている行動原理ですが
違う所は、求めている事で優先順位が最優先になってしまうこと。
大脳辺縁系の影響なので倫理や法律を理解出来ないのです。
本来、ギャンブルよりも大事なパートナーや仕事や家庭を
壊してでも選んでしまうという事に。。。
こんな実験が過去ありました。
ラットの脳の報酬系に電極を埋め込み、ラットがボタンを押すと
電気が流れ報酬系を刺激するという実験。
結果は、怖いもので一心不乱に狂ったようにボタンを押し続けたのです。
死ぬまで。。。
それほど、ドーパミンの快楽は強烈なのです。
自分の意思で選ぶために
全てドーパミンを利用していると9割がた言い切れるのではないか?
大手企業では、そういう事も研究したり専門員を配置して
宣伝活動や商品開発をしているのである。
無意識をコントロールされて買わされるのではなく、同じモノを選ぶにしても
自分の意思で選んで幸せな人生を送らなければならないのです。
依存症ビジネス
人間の行動原理は科学によって、ある程度は操作出来るようになってきました。
大企業のマーケティングの中に、組み込まれています。
綺麗事を言えば、報酬が相手を幸せにした対価なのである。
報酬とサービス・モノと幸せの行き来である。
私達は、無意識にモノ・サービスを得るために代金を支払っているが
本質的には、モノ・サービスを介して幸せになりたいからである。
しかしながら、企業はモノ・サービスを売らなければならない。
そこで、ドーパミンの登場
これを刺激するような商品を作れば、依存に近い状態を作れるのである。
しかも、たちが悪いのは脳が変化してしまっているので
幻の幸せを自分の望むものと思い込まされているのである。
スマホゲーム・アプリ市場
スマホゲーム・アプリ
30年前のファミコンでは一つのカセットが1万円弱してました。
誕生日に一つ、めちゃくちゃ悩みそれ一本を遊び倒した記憶があります。
今では、ビデオゲームの概念が代わり
基本的な遊戯は無料でゲーム内課金が基本です。
以前は時間をかけて集めていたアイテム
今ではガチャですね!
このガチャのシステムが秀逸なのです。
それは、課金すれば良いアイテムが出現するのは
期待からの執着です。
まさに、ギャンブルと同じです。
もう一つ、ログインボーナスで習慣化
高確率ガチャキャンペーンで意識を話さない。
脳内リソースをどれだけ奪い、アプリに釘付けにするか?
本質的には、面白いモノを創るというよりも
どれだけ時間を奪えるモノを作れるか?
時間を奪われるというのは、人的リソースを奪われているのと同じであって
無料と思いきや無料ではないということ。
食品にも気をつける
食は生きる上で欠かせない、本能にも訴えかけるので
より意識していきたい分野でもある。
現代の食品のうち加工食品・超加工食品と呼ばれているものは
添加物がたくさん使用されており、依とは別に気をつけたいものです。
化学調味料のなかには、強烈に脳を刺激する成分もあり
しれっと、食品に使われていて知らずと依存させられている事も多いのです。
世界中で一番売れている?ファストフード店もそうかもしれません。
好きな人は強烈に好きで、食べない人は全く食べないでお馴染みのアレです。
砂糖もそのうちの一つです。
そもそも、狩猟採集生活をしていた頃は糖分をなかなか手に入れられなかったので
その名残が抜けず、未だに糖分を欲するのです。
現代でもその名残があって、肥満率が地域ほど昔は糖質のすくない環境だったのです。
なぜならば、狩猟採集時代に糖質が少ない地域で生活していた人たちは
少ない糖質を効率よく取り込むためにインスリンの分泌が多いのです。
逆に、私たち日本人はインスリンの量は欧米人に比べて少ないのです。
(インスリンは摂取した糖質が血中に増えてきたのを身体に取り込む作用がある。)
そして、食文化が似てきた現代ではどうなったかというと?
アメリカでは肥満が社会問題にまで発展してきているのです。
日本人とアメリカ人の太り方が全然違うのはインスリンの働きの強さによるものなのです。
さて、話をもどして糖分は昔は貴重品で必要な栄養素でもあるので
得ることにモチベーションをもたせるために、摂取するとドーパミンが放出される様に脳がなったのです。
そんな事もあってか?甘党なる人が多いのです。
私の経験でも、
しばらく甘いモノを避けていたのですが
久々に食べてみたら、毎日同じ時間に食べたくなるのです。
実際、この衝動には私もびっくりしました。
食べてしまったあとは、明日から辞めようと心に誓うのですが
本日もコンビニでソフトクリームを買ってしまいました。
別に、お腹が減っていたわけでもないのです。。。
メカニズムを知って意識している私でも
負けてしまうことがあるという事は
無意識の人たちがどれだけなのか?想像に難くないですね。
ダイエットに負けてしまうのもこの事が一番の理由だと私は思います。
それと、本当は砂糖を添加しなくても成立する食品でも
糖質の依存効果を得るために、あえて砂糖を添加して
塩でバランスを取るといった手法も有るようなので気をつけたいものですね。
人間関係と恋愛関係
人に褒められるとドーパミンがでます。
まさに報酬なのです。
そして、また褒められたいと行動するのです。
褒めて伸ばす教育だとか、「私は褒められて伸びるタイプです。」とか。
褒める側はどうして褒めるのでしょうか?
それは、相手が望む行動をとってくれたから
つまる、褒めるとは相手のドーパミンを出してコントロールする事にほかならないのです。
自然と相手を褒める事が出来る人っていうのは
生粋の人たらしなのです。
それはそれで問題は無いのですが、
この原理を知っている人が悪用するとどうなるかわかりますよね?
つまり、そーゆーことです。
その他の依存症
その他と書いたが、代表的な依存症である。
規約により、私から語れない部分が大いにあるので
詳しくは「依存症対策全国センターHP」で見聞をお広めくださいませ。
あしからず。
良不良
これまで、ドーパミンのネガティブな側面を書き綴ってきました。
ドーパミンはあまり放出させない方が良いと思いがちですが、
本来ドーパミンはポジティブなものです。
- 幸せになり意欲的になる。
- 集中力のUP
- 積極的になる。
報酬系と呼ばれる様に
ドーパミンのお陰で人はヤル気になり
目標を立て達成出来るのです。
しかしながら、ドーパミンの出るタイミングというのが
目標を達成した時ではなく、達成しそうな時に一番放出されるのです。
そこを上手く突いてくる人たちがいるのです。
なので、しっかり自分の軸で判断をしていきたいものです。
搾取からは逃れなければなりません。
そのモノやサービスを得る事じたいが問題ではないのです。
実際は、不要なものなのにコントロールされて思い込まされているのが問題なのです。
本人は自分の選択だと思い込まされているので
なかなか気づきにくいものですので、日頃からしっかり意識して
生活をしていきたいものです。
では