人間心理で人をたらす

貴方にも私にもある…偏った思い込み|アンコンシャスバイアス

裏表
塾長
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初対面の相手の血液型を聞いて、A型なら几帳面なのかな?B、O、ABなら。。。

思い浮かべてしまいますよね?

私達には、無意識に刷り込まれている思い込みというものがあります。

それが『アンコンシャス・バイアス』なのです。

  • 幼少期に親から刷り込まれるモノ
  • メディアによってプロパガンダされるモノ
  • 友人関係等の環境によるモノ

私達は、自分の意図せず外界から操作されるがごとく思い込まされている事が多々あります。
というか、それが殆どではないでしょうか?

ほんの数分、この記事を読めば
意識して物事をフラットに見れる様になり、世界の見え方が変わってきますので
しっかり持って帰って下さい。

それでは、本日もよろしくお願いします。

社会心理学を学ぶと後戻りは出来ない、下記⇓を記事を読めばそれがわかる。

全てが『無意識の偏ったモノの見方』

『偏ったモノの味方』とはなのでしょうか? 

貴方は偏見を持ってますか?
または偏見なんて無いと言い切れますか?

正義は人の数だけあると言われます。モノの味方も人の数だけあるのです。

偏見(へんけん、英語: prejudice)とは、十分な根拠がないのに、特定の集団や個人に対して抱く信念であり、その見方を基にして取られる態度、表明される意見や暴力などの行為をいう。ステレオタイプ[a]wikipedia|ステレオタイプともいい、差別と密接な関係を持つ。一般的に悪い意味として使われる。

wikipediaより

つまり、自分の経験からエビデンスが無いにも関わらず
そうであると決めつけた言動をしてしまうことにほかならないのである。

アンコンシャス・バイアスという名前を付けたので
特別な心理と感じますが、日常にありふれたバイアスなのです。

アンコンシャスバイアス
守屋智敬 (著)

血液型で、​相手の性格を想像することがある

性別、年齢、学歴等の属性で、相手を十把一絡げに決めつけることがある

「親が単身赴任中」ときくと、父親を思い浮かべる(母親の方ではなく)

みんなが頼む飲み物にあわせて、つい「私も同じので」と言うことがある

「男らしく」や「女らしく」と、思うことがある

「普通は●●だ」「たいてい●●だ」という言葉を使うことがある

私には、きっと無理」と、挑戦する前から諦めることがある

何をするにしても「相手との上下関係」を意識してしまう

噂をきいて「あの人はこういう人なんだ」と思い込んでいることがある

「前例」が気になり、一歩踏み出せないことがある

任せるより、自分でやったほうがいいと思うことがある

「乳がん」ときくと女性を思い浮かべる(男性は思い浮かべない)

アンコンシャスバイアス研究所より

これらは、全て『アンコンシャス・バイアス』と言われています。

きっと、どれかは当てはまるのではないでしょうか?

さきに、お伝えしておきたいのはアンコンシャス・バイアスが有ること自体が悪いというわけではないのです。

ここが変だよ日本人[b]TBS系列で放送された討論バラエティ番組や【秘密のケンミンSHOW】と言った番組もそれらを題材にしている部分も多いにあると思う。

さて、『偏ったモノの見方』とはかなりざっくりとした印象である。
これからどういったものがあるのか掘り下げてみたい。

なぜ、注目されてきたのか?

昨今、ダイバーシティ(多様性)が叫ばれている。昔よりも多種多様な人々が関わるなかで色々な価値観の違いがあります。
それにより、意味もなく無意識に人を傷つけてしまったり逆に傷つけられてしまったり。
考え方に偏りが有ることが問題になり、自身の偏見を正義と盲信せず相手を相手の正義も認めるという時代の流れから注目されてきたのです。

アンコンシャスバイアスは大枠

生活してきた環境が違うからこそ考え方や感じ方が違うのである。
その偏りと多様性というのはイコールでは無いがほとんどイコールと言っても過言ではないか?

最初から、人類が同じ方向を見ていればこのような問題も起きないのだろう。
しかしながら、生活してきた地域の環境が多種多様(気候や風土)だった。そのため、生きていく(子孫繁栄)に様々な生存戦略をしてきた結果が現在なのである。

ここから、細かく見ていきたいと思う。

正常性バイアス

正常性バイアスは、危険な状況を見ないようにし、自分は大丈夫であると思い込むことです。トラブルが発生しても気づかないふりをします。目先の業務に対応するだけで満足し、リスクへの対策が遅れる可能性があります。

公道でも、自分は事故に合わないと思うのもこのバイアスですね。

集団同調性バイアス

集団同調バイアスは、周囲の多くの人が同じ考えであるから正しいと思い込むことです。この場合、少数派の意見は誤りだと捉えてしまいます。組織内で集団同調バイアスをもつ人が増えれば、多角的に物事を捉える視点がなくなります。

民主主義の裏の顔です。多数決で決めますが、多数派が合理的とは限らないのです。

アパレル業界が毎年、流行りを作り出すのもこのバイアスを狙っているものです。

権威バイアス(ハロー効果

権威バイアスはハロー効果とも表現され、権威をもつ立場の人の意見が正解だと思い込むことです。社長と社員の意見が違えば社長の意見が優先されます。社員のモチベーションが低下し、場合によっては企業の成長を妨げる恐れもあります。

もちろん、社長が責任者としてトップですが
その判断が正解かどうかは、また別の問題。

サプリメントなどのCMで医者ではなく、ただ白衣を着ている人がオススメしているのもハロー効果を狙った手法。

芸能人や〇〇大学教授推薦など。。

確証バイアス

確証バイアスは、具体的な根拠ではなく自分自身の固定観念を重視することです。私たちには、すでに持っている信念を裏づけるような情報を探す傾向があります。たとえば、外国人労働者は営業に向いていないと思い込んだまま、配属を決定するケースが当てはまります。正しい評価を妨げる原因になります。

自分の経験から判断する事で誰もがしていますが、その経験が間違っている場合になかなか気付けないもの。

アインシュテルング効果

アインシュテルング効果とは、自分が慣れている考え方を優先し、反対意見を無視することです。過去の成功に固執して変化は必要ないと思い込みます。挑戦を拒み、ビジネスがマンネリ化する原因にもなるため要注意です。

年齢を重ねていくごとに強く出ていく、現在の日本ではシルバー民主主義と言われる様に新しい価値観などにシフトしにくい環境になる。

アンカリング・バイアス

私たちは最初に目にした情報に頼る傾向があります。

最初から500円で売れれば良い商品に、1000円から50%OFFと値札を付ければお得感がでて買ってしまう。

買った本人は半額で気分が良いが、そう思い込まされているだけ。

アウトレットモールでB級品ではなく新品が売っているのは、アウトレットモール専売商品を造って安くなってると思い込ませるためである。

内集団バイアス

私たちは、自分と同種の人を好む傾向があり、自分とは異なる人に対しては除外したり批判的になりがちです。

島国の日本は特にこの傾向があります。昨今では海外の方も多くおられますが自身のコミュニティに入ってくるのを嫌がる人はまだまだ多くいます。

ネガティビティ・バイアス

私たちは、ポジティブあるいは中立的な経験よりもネガティブな経験の方が強く影響を受けます。

人間は自分を守るために、ネガティブな事に意識が行くように脳が設計されています。
レストランで美味しい食事をしている時に強盗が入ってきたら大変だからです。

NEWSに悪い事が多いのは、それを利用して興味関心を引くためである。
パンダの赤ちゃんが生まれるよりも、コンビニに自動車が突っ込んだNEWSの方が見られるのです。

帰属バイアス

私たちは他の人の行動でその人たちを判断しますが、自分自身に対しては自分たちのもつ意図に基づいて判断します。

ある車のドライバーが運転する車が他車に割り込んだ時、割り込まれた側の車のドライバーはいらだち、その理由について、たとえば「そのドライバーは仕事などの予定に遅れそうで注意力が散漫になっていた」などの状況証拠よりも、「そのドライバーは無礼で乱暴で無能だから割り込んだ」などと言った形で、割り込んだ側のドライバーのパーソナリティー(性格)にあると解釈しがちである。

サンクコスト・バイアス

私たちは、時間、お金、またはリソースを投資することで(成果にかかわらず)物事を続ける傾向があります。

投資で損切り出来ない心理として紹介される。

異性に対して高額なプレゼントなをしてしまうと、それを損したくない心理から、脈が無くても食い下がってしまったりする。
結果、脈が無い所か嫌われる事になる。

メリット&デメリット

デメリット
  • 一丸となりにくい部分がある。
メリット
  • 多様性に関して寛容になる。
  • 育児休暇などが取得しやすくなる。
  • 適材適所で労働生産性UP。
  • いろんな意味でストレス軽減。

昔は当たり前だったけど、現在では微妙だったりNGな事がほとんどです。
メリット・デメリットという考え方も『アンコンシャス・バイアス』にはナンセンスな価値観ですが
一応書いてみました。

一丸となりにくい部分は、ビジョンの明確化などで解消できると考えます。

総括|自身の『偏ったモノの見かた』を自覚する。

これまで、色々書いてきました。

アンコンシャス・バイアスと心理学的に名称で言われると、なにか良くない心理効果なのかな?と感じてしまいがちです。

しかし、今では人々の考え方や行動に何らかの◯◯バイアスやら◯◯効果やら言われていますが
これまで、無意識に私達がしてきたことをロジックで解き明かしてきたにすぎません。

現代は、これらを逆に利用して他人をコントロールするのが当たり前の時代になっております。
自分が本当に求めていないことを、求めていると思い込まされるということを自覚できれば
よりよい人生を送れること間違いなし!と私は考えます。

では

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ABOUT ME
塾長
塾長
QOL向上エンジニア
私はかつて、許されない恋に心を奪われ、それが男性としての魅力について深く考えるきっかけとなりました。この経験から心理学、遺伝子学、大脳辺縁系など、さまざまな分野を探求してきました。苦い経験を乗り越え、現在では生活の質(QOL)を向上させるための研究と情報発信に注力しています。私の旅は、男性が内面から魅力を磨き、日々の生活をより豊かにするための実践的なアドバイスを提供することを目指しています。
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