最初も肝心、ギャップも肝心|初頭効果とゲインロス効果

好きな異性の印象に残りたいですよね?
もちろん、良い意味として!
皆さん、なんがでっきょりますか?
印象を強く与える考え方として、お馴染みの初頭効果とゲインロス効果。
理屈はなんとなくわかるが、しっくりこない部分もあります。
両方を効果的に使うのは難しいし矛盾していたりと。。。
今回の記事を読まれる事で使い時を知り、
自身の印象を強く良く残せる様になります。
本日も、有益な内容になっておりますので、しっかり持って帰ってください。
それでは、本日もよろしくお願いします。
効果的に使うために
さて、どの段階で強く印象付くのか?
悪い印象も使い所では、良い印象を引き立たせる材料になります。
相手の状況やスキル(洞察力など)立場の違いなどでも効果が、強くでる出ないが変わってきます。
しかしながら、それに合わせて使いこなすというのはかなりの上級者です。
駆け出しの私達には難しいし無理にやろうとすると違和感を相手に与えてしまいます。
良し・悪し・良いで大枠を括ってしまうことです。
何回か波を作ってもかまいませんが、
大切なのはサンドイッチして良い状態に返って来ることです。
これで、自分のデメリットを見せているので嘘臭さがなく信頼感も上がり
初頭効果で良いイメージを引きずりながら、良いイメージで仕上げ。
と、書けば簡単に感じますが意識して会話をしていると確実に
会話のテンポが悪くなること受け合い、そもそもの印象が悪くなってしまうことでしょう。
初めのうちは、すでに信頼関係を築けている友人などで
練習をして息をするように自然にできる様になりたいものです。
初頭効果

初頭効果と書くと、小難しいですが
第一印象と認識すればわかりやすいかもです。
初頭効果とは第一印象が、その人の事を強く印象づけるということ。
別名、(プライマシー効果・優位効果)
ちなみに、最初の7秒で決定してしまうといわれています。
なので、意識して望まないとロケットスタートを失敗してしまいます。
第一印象が悪いと、そのイメージを引きづられてしまって
挽回するのが難儀になる。(半年位は残ってしまうといわれている)
といっても、自分の型が決まってしまえば
さほど難しい事ではありません。
第一印象とは別に表現の仕方にも効果が現れる
- A君は、明るいけどうるさい
- B君は、うるさいけど明るい
A君もB君も、同じ性格を表しているが
A君の方が良い印象に感じるというもの。
つまり、ネガティブな事を言わなければならない事も
先にポジティブな事から言えば、ネガティブの印象を弱められる。
と、説明されている事も多いのです。
しかし、私はあまり差を感じられないです。
A君もB君も、うるさいの方に引っ張られてしまいます。
- A君は、ほがらか、正直、信頼できる、用心深い、短気、嫉妬心が強い
- B君は、嫉妬心が強い、短気、用意深い、信頼できる、正直、ほがらか
こうなると、A君の方が良い印象を感じます。
なので単純にメリットを先に持ってくれば良いというモノでもありません。
何気に、使い所が難しいものでもあるのです。
親近効果

親近効果とは、初頭効果とは逆で
最後の情報が印象を左右するというもの。
終わり良ければ全て良し!もそうなんですが、
複数の選択肢があり、似たような結果ならば
最後が一番よい印象を受けるというものも
それにあたります。
印象を最初も良くして、最後も良くすれば
印象が良いのはあたりまえなのです。
良い⇒悪い⇒良い
これで印象付できれば、しっかりデメリットも伝えながら
強く印象が残る所でメリットを伝えられるのである。
ちなみに、両者が効果的に発現するのはシチュエーションが違うので
場面場面を意識しなければなりません。
貴方と相手の関係性などでも変わってくるし
効果的に強調できる言動も違うのです。
私達は、自身が狙ってその効果を使うというよりも
そもそも、そういう効果がかかっていると無意識に落とし込むことで
自然と、印象の良い振る舞いが出来るというものなのである。
初頭効果がおこりやすい人・状況
こころ@ルームより
・並列な情報
・一人からの情報
・洞察力に自身がある人
親近効果がおこりやすい人・状況
・反対の情報を主張
・大勢からの情報
・洞察力に自身がない人
ゲインロス効果

難しい事はさておいて、
ゲインはプラス(得る)
ロスはマイナス(失う)
と覚えて貰えれば問題ない。
そして、この差分があることで
平常からよりも良くも悪くも見せられる。
わかりやすい例えをするならば
誠実で真面目な私が、電車で老人に席を譲るのと
チンピラの様な輩が、電車で老人に席を譲るのだと
例えが悪くて恐縮なのだが、、
席を譲るという行為をしなさそうな後者の方が
同じ事をしたにも関わらず、良い事をしていると思われるのである。
その人のイメージと、言動のイメージのズレが言動の印象を
より大きく見せるという事なのだが
これから、「これから面白い事を言います!」と言って
面白い事を言っても、面白さが半減なのです。
いわゆる、ハードルを上げたということ。
かといって、ハードルを下げる事が癖になってしまうと
自分を卑下している自身のない人と印象付けしてしまうのも事実。
ゲインロス効果を効果的に使用するのは上級者
振る幅と振る方向の調整がとてもむずかしいのである。
例えでチンピラを出したが、
そもそもなのである。
プラスマイナスなので、プラスからプラスしても効果は薄いのであるし
あまり幅を広く使用し過ぎてしますと、扱いにくい人と捉えられかねない。
ダメンズウォーカー
女性がダメンズに沼ってしまう理由は、皆さんにはお馴染みだろうが
ゲインロス効果の応用と言っても過言ではないのではないか?
と、私は感じている。
ダメンズに沼ってしまうのは、不安と安堵に対してゲインロス効果を発揮しているから
暴力的から一転の優しい言葉、この時の安堵がβエンドルフィンを放出させドーパミン同様に
依存への階段を登り沼っていくのです。
結婚詐欺師の様に、ロジックとして使える人間と
自然にそれが出来てしまう人間がいます。
詐欺師はともかく、自然に出来る人間には振り回されてしまいますので
ロジックを知っているだけでも多少は防げるかもしれません。
潜在意識に訴えかけるものなので、意識して回避ま難しいです。
男女関係となると、殊更です。
総括
上級者の方は、隅々まで意識を回してコミュニケーションを取っています。
これを、自然とやれてしまう人や自身の経験にて習得している方もおられます。
初心者の私達はこういった効果があることをロジックで理解をすることから
始めることからです。
ロジックを知るだけでも、防御力はかなりあがります。
これだけでも、相手の事をフラットに観察出来るようになり
コントロールされるのも防げる様になっていきます。
一気にやろうとするのはとても難儀です。
どれか、一つずつ意識して行い無意識にインストールしていきましょう。
相手をコントロールするまでいかなくとも、
貴方の印象がプラスに慣ればなるほど、人生はイージーモードに変わっていきます。
スキルは大事ですが、人間やぱり人柄です。
こういった、効果を使用して印象を作っていくのは
自分は偽っていると仰る方も相応にいらっしゃいますが
周りとの人間関係が良好に慣れば、必ず人生良くなります。
それは、人間の幸せの根源は良い人間関係にほかならないからです。
健康・お金・人間関係・職業など
人の幸せに関わる要素はいくつかありますが
すべてを満点にすることは不可能です。
どこかに突出すると、他の部分で悩みが出てくるものです。
そして、幸せを願う上で一番大切なのは
人間関係なのです。
これの満足度が低いだけで、他の部分がいくら良くても
満足度は激落ちくんになってしまいます。
その次に大切な健康にも影響してきます。
寝たきりなのにお金持ちでも意味がないのです。
多分そーゆーことです。
そして、悩んでいる人が一番多いのは人間関係なのです。
社会的動物の性なのでしょうか?
では